ミコノス編 — 白い街と光の中を歩く一日
- 3 時間前
- 読了時間: 9分
フェリーでミコノス島へ
アテネからミコノス島へはフェリーで向かいました。
出港は、アテネ最大の港である ピレウス港 から。
所要時間はおよそ3時間です。
ホテルからはUberで港へ向かいました。
このときのドライバーさんがとても親切で、私たちのチケットを確認し、港の警備員さんに「この船はどこに行けばいいのか」を聞いてくれました。
そのおかげで迷うことなく、待合場所まで行くことができました。
実際に行ってみて感じたのですが、ピレウス港はとにかく広く、人もとても多い場所です。
フェリー会社もいくつもあり、さまざまな船が高頻度で出港しています。
そのため、早めに港へ行くことを本当におすすめします。
待合場所には椅子がほとんどなく、炎天下の中、大きなスーツケースを持ったままそのあたりに集まって待つことになります。
帽子とサングラスは必須です。
さらに少し驚いたのが、空港のような大きな電光掲示板がほとんどないこと。
乗船案内は基本的にアナウンスのみなので、しっかり聞いていないと逃してしまう可能性があります。
ひとつおすすめの方法があります。
フェリーには船体に電光表示が付いているので、自分のチケットと照らし合わせて、会社名と船の名前を確認すること。
そしてアナウンスがあったら、フェリーの近くまで行き、乗船ラインで待機します。
(iPhone 16 Plusで撮影)

フェリーに乗船
まず下船する人たちが降り、そのあと乗船が始まります。
ここで少し大変なのが、スーツケースを自分で持って乗り込むこと。
突起のあるスロープを上がるので、意外と体力を使います。
船内に入ったら、1階にある行き先の島ごとに分かれた荷物ラックにスーツケースを置きます。
それが終わったら、2階へ上がり指定席へ。
ここで、ようやくひと安心。
フェリーの中は冷房がしっかり効いていて少し寒いので、カーディガンなど羽織れるものがあると安心です。
窓の外にはエーゲ海の青い景色が広がり、「本当に島へ向かっているんだな」と、少しずつ旅の実感が湧いてきました。
ミコノス島に到着
しばらく揺られていると、「もうすぐミコノス島に到着します」というアナウンスが流れます。
ここでもひとつ大事なポイントがあります。
早めに1階へ降りてスーツケースを確保しておくこと。
到着直前になると人が一気に集まり、かなり混雑します。
荷物が見つけにくくなる可能性もあるので、早めの行動がおすすめです。
すべての荷物を持って、船のドアが開くのを待ちます。
開いてから準備していると、降り遅れてしまうこともあるそうです。
フェリーは基本的に、「降りられなかったから戻る」ということはありません。
これは事前に「早めに動いたほうがいい」と聞いていたおかげでスムーズにできました。
5月でもかなり人が多かったので、ハイシーズンはもっと混雑するのかもしれません。
これから行かれる方は、ぜひ気をつけてくださいね。
白い街を歩く
無事にミコノス島に到着し、ひと安心。港からは再びUberでホテルへ向かい、13時頃チェックインしました。ミコノス島では1泊の滞在です。
少し休憩してから、カメラを手に白い街へ出かけました。
ミコノス島の街は、思っていたよりもずっとコンパクト。
小さなエリアに、ぎゅっと魅力が詰まっています。
歩き始めてすぐに驚いたのは、まるで想像していた“ギリシャの島”そのものの景色が広がっていたことでした。
白い建物。
ピンクのブーゲンビリア。
曲がりくねった小道。
かわいい雑貨屋さん。
どこを歩いても楽しくて、つい何度も立ち止まりたくなります。
街全体が、まるで写真の中に入り込んだような景色でした。
さらに驚いたのは、街がとても栄えていること。
小さな路地の中にハイブランドのお店まで並んでいて、思わずびっくりしてしまいました。
あとで親友から聞いたのですが、ミコノス島は華やかなパーティー文化でも有名な島なのだそうです。
それでも路地を歩いていると、「ギリシャの離島らしさ」がしっかり残っていて、そのバランスがとても魅力的でした。
街を歩いていると、思わず足を止めてしまうような可愛いカフェにも出会いました。
白い壁に鮮やかな色のドアや窓枠、そしてピンクの花が飾られた外装。
まるで絵本の中に入り込んだような雰囲気で、思わずカメラを向けたくなるような場所でした。
そしてもうひとつ驚いたのが、猫の多さです。
路地を歩いていると、あちこちで猫たちがのんびりと過ごしていて、日陰で寝ていたり、壁の上にちょこんと座っていたり。
こんなにたくさんの猫に出会うとは思っていなかったので、思わず「こんなにいるんだ!」と驚いてしまいました。
ミコノス島は実は「猫の島」とも言われることがあるそうで、港町だった歴史の中でネズミを捕る存在として大切にされ、今でも島のあちこちで猫たちが自由に暮らしているのだとか。
白い街と青い空、そして自由に過ごす猫たち。
どこを見ても、思わずシャッターを切りたくなるような景色でした。
ポートレート撮影
街を歩いているうちに、「せっかくだから撮ろう!」という話になり、お互いのポートレート撮影大会が始まりました。
ミコノスの街は、どこを歩いても絵になる場所ばかり。
「ここ良さそう」「あ、あっちもいいかも」と言いながら、ふたりでいろいろな場所を歩き回り、気になるスポットを見つけては撮影していきました。
その中でも、特にお気に入りの場所が見つかりました。
花がちょうど160cmの私の顔のあたりまで垂れていて、前景の花をふんわりぼかしながらフレームのように使い、中央に被写体を配置できる構図が作れる場所でした。

ミコノスの白い壁と柔らかな光も重なり、思わず何枚もシャッターを切ってしまうようなスポットでした。
一度その場所を離れて別のところを歩いていたのですが、「やっぱりもう一度あそこに戻ろう」と思って戻ろうとしたところ、まさかの迷子に。
ミコノスの街は小さいのですが、細い小道がたくさん入り組んでいて、意外と方向が分かりにくいのです。
地図を見ながら少し悩んでうろうろしていたら、近くのお店の方が「どうしたの?」と声をかけてくださいました。
お気に入りスポットの写真を見せると、「ここなら、こう行くんだよ!」と、とても親切に道を教えてくれました。
旅の間、感じたことですが、ギリシャの方々は本当に優しくて温かい方が多い気がします。
おかげで無事にお気に入りの場所へ戻ることができ、そのあとも楽しく撮影を続けることができました。
普段は撮る側に回ることが多く、自分が撮られることはあまりないので、最初は少し緊張してしまいました。
でも相手が親友だったこともあり、自然な笑顔で、心から楽しい時間を過ごすことができました。
撮られる側に立ってみると、被写体の気持ちや、カメラの前に立つときの感覚など、改めて学ぶことがたくさんあります。
これから写真を撮るときには、そうした気持ちも大切にしていきたいなと感じた時間でした。
そして何より、大切な友人との時間を写真に残せたことが、とても嬉しかったです。
午後のカフェ時間
この日はとにかく暑くて、ランチはなんとチョコレートアイス。
暑さに負けて選んだのですが、これが驚くほど美味しくて感動。
私はアイスにしたのですが、親友はトマトにライスを詰めてオーブンで焼いたギリシャの家庭料理ゲミスタを食べていました。
ゲミスタは、トマトやパプリカの中にハーブ入りのライス(お店によってはひき肉)を詰めて焼く料理で、ギリシャではとても親しまれている定番の家庭料理だそうです。
とても美味しそうで、横から少し味見もさせてもらいました。
夕方になっても暑かったので、もう一度アイスを食べることにしました。
今度はピスタチオとレモン。
これも本当に美味しくて、思わず笑ってしまうほどでした。
ミコノスの夕暮れ
その後、ふらっと立ち寄ったカフェでディナー。
ゆっくり食事をした後、ミコノスの夕暮れを眺めました。

一日中歩き回った体には、心地よい疲れ。
次の日もフェリー移動があったので、ホテルに戻るとすぐにバタンキューでした。
可愛いホテルに泊まれて、本当に良かったです。
ホテルへ戻る途中で、ポテトチップスやシナモンロールを買って帰りました。
部屋に戻ってからは、日中に撮ったポートレート写真を見ながら「これいいね!」「この瞬間すごく好き!」と、ふたりでキャッキャと盛り上がって。
その時間が本当に楽しくて、思い出すだけで自然と笑顔になります。
親友とは高校一年生の頃からの付き合い。
こうして遠い国まで一緒に旅をして、同じ景色を見て、同じ時間を過ごせること。
どんなに年齢を重ねても、この時間は本当に貴重で、かけがえのないものだなと感じました。
こうしてブログを書きながら振り返っていても、あの夜の楽しかった空気が、またふわっと蘇ってきます。
ミコノスの朝
翌朝。
この日、ギリシャに来て初めてギリシャヨーグルトを食べました。
(どうして写真を撮らなかったのか、今でも少し後悔しています…!)
グラノーラも一緒にいただき、オレンジジュースもとても美味しかったです。
しっかり朝食を食べて体力をつけたあと、ホテルが手配してくれたバンでフェリー乗り場へ。
次の目的地、サントリーニ島へ向かいます。
白い街と光の中
ミコノス島は、想像していたよりもずっと可愛くて、楽しさがぎゅっと詰まった島でした。
お土産屋さんも多く、歩いているだけで自然と心が弾みます。
街のどこを見ても、青い空と白い建物のコントラストが本当に美しく、カメラを持って歩いていると、次から次へと「撮りたい」と思う景色が現れました。
小さな路地、壁にかかる花、曲がり角の光。
歩くたびに新しい構図が見つかり、気がつくと何度も足を止めてシャッターを切っていました。
きっとこの街は、写真を撮る人にとってはどこを歩いても小さなフォトスポットのように感じられる場所なのだと思います。
またいつか、カメラを片手に、今度はもっとゆっくり歩いてみたい。
そんな気持ちを残しながら、ミコノスをあとにしました。
次回は、サントリーニ島について書きます。
また読んでいただけたら嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
clear Yuki







































































































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